寝る前、テスト前 | |||
[2005/02][2010/10] 今日、実は久々に試験受けてました。社会人になってからコンピュータ関係の資格試験をよく受けていたけど、PC上でマウスクリックだから。試験開始で一斉に書き始めるような雰囲気は5年ぶりだったんで、なんか妙に懐かしさを感じてしまってた。だからついついHPに書く気になった。 資格試験や受験勉強で一番大事なのは「準備」です。過去問を3年間分はやって、合格ラインを超えるようにしておかなくてはいけません。これは絶対です。「試験本番になったら神が降りてきて、選択問題が全部当たったりして」なんてくれぐれも思わないようにw 勉強せずに受かる人はいません。会社の同期に東大卒もいるけど、凄いよ。最低限の勉強で合格ラインをぎりぎりクリアするかに命かけてる。カラオケ行ったら、軽めのフロウで上手に日本語ラップを歌うし、近くのスキー場に平日でも仕事が終わったら通う位のタイプなんだけど。「今、自分がテストを受けたら何点取れるか?」に甘えがない。それが一番凄いんだよね。現役で東大に受かる人って、やっぱり試験レベルと自己レベルに対して冷静で客観的な自己判断があるんだね。自分なんて、90点はいくだろと思って80点とか、+10点はどうしても甘く考えるからなぁ。 要するに大事なのは、「本当の力が出たら、試験には受かる」という状態にする事です。それは過去問で測るしかないです。その年はやけに難しいとか運が悪い時はあるけど、そればっかりはしかたないです。 試験の本番なんてのは、実力の60%も出ません。そう思った方がいいです。大事な試験ほどそうです。もし大事な本番で実力を完全に出そうと思ったら、実は、受験勉強の意味と空しさについて正面から考えなくてはいけません。自分は17の時にクラス文集に書いたように考えてたけど、これは流石に人には薦めれない。
「本番で実力を完全に出す」事に拘っていた私としては、一番簡単で、一番お勧めなのが、「試験開始後、5分間は問題用紙を開かずに精神集中する」です。この方法は、いつだったかな、高校受験の時に編み出したんだ。どうせ試験最後の5分に慌てて見直ししてても、5点も増えない。なら、その時間を最初に持ってきて、ケアレスミスを無くす心の状態にした方が、最終的には点数は上がる。これは絶対ナイスな方法よ。 皆が開始と供に、一斉にカリカリ書き始めるのを横目に、ひとり余裕ぶっこく。それが貴方に心の落ち着きをもたらしてくれます。いつもそうしてきました。それでそこそこ上手く行ってます。けど、シビアな試験だったら、「時間は刻々と過ぎていく、、、周りは凄いスピードでカリカリ書いてる、、、あそこら辺をもっと抑えておけばよかったなぁ」とか雑念が入るから。 それはね、抑えようとすると、絶対に抑えれない。だから、「一番小さい鉛筆の音に全神経を集中させる」のがベスト。そしたら余計な事を考える暇もないから。座禅もそうだけど、いきなり「無の思念」なんて無理よ、無理。「聴覚を鍛えるには、電車とかで、一番遠くて小さい声に意識を集中させるといい」って中村天風氏の本にあったが、その応用ですね。私も携帯プレイヤーを忘れた電車ではよくそうしてます。それは音楽を聴き込む人は知っておいてもいいかもしれない。 これで+10点ぐらいはカウントできるんだが(それが甘いw もう一つアドバイス。今書いたのは奥の手だから、初めて公開したけど、次に書くのは新人教育でよくアドバイスしてる。で、皆、「効果ありましたよ、せんせい」って言うんで、ナイスよ。 テスト近くになると、夜遅くまでやって、本番に眠い事はよくある。そんな時に、短い睡眠時間で疲れを取る方法。 結局、疲れってのは、血液が新しい栄養素を運んできて、古い部分を持って行ってくれるから取れる訳で。スポーツが終わった後ほど、筋肉をもんだりして血流を良くするでしょ。 勉強時は頭を使うけど、頭は揉めないから。だから頭に血液を送る首をもみます。いや、首も揉めないので、首体操をして寝ると非常にいい。体感的には、+2時間の睡眠になるよ。(受講生も大体そんな感じと言ってた) で、首体操ってには「前後に傾けるのを20回」、「左右に傾けるのを20回」、「左右の横を向くのを20回」、「肩を首の方に持ち上げるのを10回」、「首をぐるっと回すのを右回り、左回りで20回」ぐらいの合計5分ほどです。 ということで、上記2つのテクニックを使って、学生さんは頑張ってください。 本当は大学時代に家庭教師のアルバイトをしてたから、具体的な勉強方法に対してもテクニックがあるが、それはこの企画が好評だったら書きます。 |