2001 Best

お決まりのBest企画ですが、基本的にはアルバムの点数を見ていただければいいと思うので、点数を付け次第、アルバムコーナーか身近コーナーにUPします。だから、ここでは超個人的な内容です。なので、今年発売のアルバムという方向じゃなく、今年購入のアルバムという方向です。一応、色で区別しますね。


Stevie Wonder  "Innervisions"
音楽友達でもあるナッツに薦められて聴いたのがこのアルバム。90年代以降に特化してた事もあったし、中古屋で古めの人を買ってもあまりピンと来なかったので、期待してなかったのですが、、、聴いた瞬間からマジモンびびった。
最近は声の方から滑り込めるようになってきたので、やっと過去の名作に浸かる事が出来る気がしてます。そのきっかけにもなりました。

何よりも他でも書いている様にめちゃくちゃ精神性が高い。声もめちゃくちゃ若い。そして[All is fair in Love - All in Love is Fair]はR&Bの精神性を全部見たと思っていた自分に衝撃だった。まさかそこにLinkが存在してるとは思ってもみなかった。
まだまだアルバムの半分しか聴けてないので、2002年もガンガン聴く予定です。
R&B(というかSoulかな)の奥深さを教えてくれて、そんな意味でも零から歩き直す事を示してくれた。本HPを作ったきっかけの一つになったアルバム


Jaheim  "Getto Love"
彼の歌を聴いた時はホント衝撃的だったなぁ。今年の2月です。金田氏のHPでの熱のこもった書きっぷりを見てNetでGet。だから発売前だね。その後はずっと日本盤を待ち望んでました。問い合わせたら「日本盤だけの新曲が入る」って言ったから。なのに結果は幅が厚いだけ。滅茶苦茶納得いかないぞワーナー・ジャパン

MaryJ.の所でも書いた通り、「因と果からなるのがこの世だとするならば、その連鎖を絶ち切れるのが、Soulの女王だと思うから」
悪いけど、MaryJ.はまだ絶ち切ってない。けどJaheimの優しさはそれが出来るからこそ生まれるのだと思う。それは聴いた時から分ってた。

その連鎖をしない為に、小さい頃からあれだけR&Bを聴いてきたのにね。結局、自分は負の連鎖をしてた。それを認めるのが痛すぎて入院したけど、彼の声はその事を再確認させてくれたから。

「個人的にガンガンやってきたけど、そろそろ自分もケジメをつけなくちゃ」という事で、本HPを作るきっかけの一つになったアルバム。
【注: MaryJ.に対するコメントはこの頃の至らなさです。今はこちらに書きなおしてます】


Angie Stone  "Mahogamy Soul"
契約を切られてしまったCalvin RichardsonをJレコーズに紹介してくれて、今年(02)の彼のアルバムをプロデュースするという話を聴いて買う気になった彼女。そんなきっかけだが、聴いて衝撃。このアルバムも随分痛かった。

そりゃいつだって吼えまくってるけど、結局、誰にも優しくないんだよなぁ。ガンガンやるのは確かだし、どんな事でも見詰め切る自信はあるけど、ぼかす優しさなんて一ミクロンも存在しないからなぁ。嘘なら怒れる。言ってる事が事実をついてるから相手が痛がってるのは分っても・・・。

「正しいことをする時ほど、相手のことを考えよう」とはマイケルの所で書いたけど、自分としては「事実から逃げるな」だったもんなぁ。個人的には、例え相手が彼氏だろうが何だろうが、誰から言われても事実なら受け止めるし、事実じゃないなら無視するだけだけど、それは自分にとっての相手の位置付けとは300%無関係の世界なのだが。相手が直すのを待っててくれるならそれだけでHappyだと思うんだけど。

とまあ、こんな感じで解けない問題に入り込んでたけど、(注:こんな問題がまだ多数あります・・・) このアルバムでやっと目が覚めた。「ぼかすのは間違ってる」それは譲れない。けど、「溶け込ませる」のが真の解答か。「クリアーにして輝かせた後に、溶け込ませれる」ホントかよぉーと思うが、現にそうなってるんだよなぁ。分ってみれば、納得する世界。だから余計に痛かったな。


恋愛にIFは無いけれど、このアルバムが一年前に出ていたら、どうなってたのだろう? って「その頃の自分じゃ全く分らない」が答えか。


Toshi Kubota  "Nothing but a Lovel"
発売年としては2000年なんだよね。Linkの方々が誉めていらっしゃったのでずっと気になってたけど、今年の秋に意を決して買ってみた。って、なんでかなぁ、理由は忘れたぞ。

聴きつづけるほどに名作だと実感。方向性としてこれ以上が無いのは半月程で見えたけど、それでも久保田最高の到達地点として透明感として、そしてR&Bに1番大事な光として、十二分の内容だったから良く聴いてた。そしたら、自分の死角まで連れてってくれた。

No No No Take It Easyか。気づいた時には「もう誰も自分に恋愛の相談しねーじゃん」 はぁーあぁ、馬鹿だったなぁ。それが明確に出てるや。きっと18の頃から「独りでいられない奴は二人でもいられない」って言い始めて、それでズレだしたんだよね。この言葉があったから、距離が生まれて、そしてそれでも親友だったのだけど。

このHPはその決意の結果でもあるから。まだここら辺を考えだすと、色々と混線するや、、、


《痛い》アルバムはここまでで終りっす。


   O'jays "For the Love..."
やっぱり早めに出会うことは大切です。聴き込むほどに「まだ時間はある」と実感できるぞ。ふぅー良かったと素直に思うアルバム。大御所&痛くない のでこれだけですw
      
   Isley Brothers "Eternal"
年長者ってだけで敬うほど人間が出来てませんがw、良いのは素直に認めます。うーん絶対「恐竜星人」だと思ってたのになぁ、やっぱりガキには分らない奥深さがあると実感。R KellyのDown Lowのビデオクリップじゃ、ねーちゃんがスゲー退屈そうにベットの上で肩もみしてたのにねw
これも上と同じ理由でこんだけで。
    
     Tyrese "2000Watts"
200Wattsというタイトルなのに延期になって2001年に発売。タイトルがそのままなのは単なる語呂か、それとも意思表示なのかどちらだろうと思う時がある。何よりも等身大の姿なのには好感もてるね。問題な方向性もあるけれど、彼の言いたい事は良く分る。彼の誠実さをもってすれば、貶して安住なんて事は無いでしょう。映画での好演は素直に喜んでます。それをもうちょっと増やした方が、アルバム製作での自由度が増して、もっと自身の方向性を突き詰め易くなるとは思ったんだが。

何でも、銀幕での以降の展開を否定したんだって? 相変わらずストイックな男だよ。まあそっちに取り込まれたらハリウッド人種になっちゃうし、そしたら彼のせっかくの今までの苦労が水の泡って事かな。そこまで際立った能力がある訳じゃないのに、あくまで歌手として勝負しようとするTyreseの事は本気で認めてる。後1歩。君があの泥沼から何を切りだしてくれるのかホントに見たい。
  
  • Maxwellも衝撃ではあるのだが、アルバム自体は惹かれてないなぁ。
  • Caseはいい。次ぎが想像できないレベル。
  • Mackinghtは1番身近に感じる。彼も丸くなったと思うが、次回作でぶっ飛んで欲しい。
  • マイケルも想像以上だった。けど、今回の復活でこれが規定ラインになるなら詰まんないなぁ。
  • Joeもファンには薦めれる。
  • Romeはファンのみかな。
  • Rhonaはなぁ、、、この先で彼女が化けたら、結構反省するや。
  • TransitonsとLibaty Cityはもっと好プロデュースが可能だと思う。デビュー作としては文句無い。
  • Usherのおちゃらけさは嫌いじゃないが、そろそろ本気が見たいぞ。
  • SilkはFavに追加とは言ったが、、うーん。新作はR&Bにどっぷり浸かっている人にはかなりのお勧めだが、ちょっち興味の人にはすすめる作品じゃないかも。
  • Aliciaはファンなのかなぁ。50%には好かれないだろうね彼女は。けど、自分は認めちゃってるぞw
  • JanetはPOPすぎて合わないぞ。
  • デスチャは合わないぞ。
  • Tankの印象はまだDave Hollisterに引っ張られるや。
買いそびれてるアルバム
Koffee Brown, Miki Howardかな。
Babyfaceは興味があるから貸して欲しいってラインかもw


という事で、R&Bを適切に切り取ってない事が一目瞭然だなぁ。


2002年のMy Bestですが、偉人の作品をかなり聴きこんだ年なので、作っても過去の作品ばっかりになっちゃうので、悩んでます。
基本的は、新人:Remy Shand, Glenn Lewis,
本作は以前の作より上:Brandy, Gerald Levert, Mariah Carey
本作も買うに値する:Syleena Johnson, Jaheim, Dave Hollister
こんな気分かな。


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