Direction: 美人な/可愛い娘にお勧めのアルバム
    
     Alicia Keys "Song in a Minor"
[2001/11]

今年(01)デビューの新人である彼女。暗めの曲であるFallin'を全米No1に送りこむのはホント大しもの。実際、ブリトニーとタメを張れるだけの美人なのは間違いない。それに加えて、自作自演アーティストという事だから、、メジャーなR&B女性アーティストの中でもかなり異色。もし自作自演を貫いて、3作アルバムを全部No1Hitさせたら、ホント歴史に残るね。

友達に勧められて、ブリトニーを聴いてみたけど、Alicia Keysの方が数倍上だと思っちゃう。
だって、ブリトニーは声を作ってる。彼女の1作目は知らないけれど、新作(3作目)は確実に作ってる。それもわざとヘンテコに。そうしないと上手く距離感が調整できないようで・・・。もしブリトニーが素直な声で歌ったら、彼女はPOPSの濁流に巻き込まれて、廃人になるかも。それ位「全米で1番可愛い娘」と認知される事によって、失う物も大きい。成功は妬まれるからなぁ。マイケル見てて良く分かったよ、ホント。だからN'Syncのジャスティンと、ちゃんと結婚できるのを望んでます。その話しが壊れたら、どうなるのだろうね。けど、二十歳前後の運命感なんて壊れるって相場が決まってます。人間そんなに出来てないよ。

逆に、Aliciaはアルバムの中で余裕がある。どの表情も、まだ強力ではないけれど、色々な可能性を楽しみながら試してる。何を歌うか・どう歌うかを自身で決めるてる。それだけのセルフ・コントロールを勝ちえてる。誰かの手の上で踊るアイドルとはやっぱり各段に違う。結局、二人を聴き比べて、明確になった結論は、

ブリトニーは顔が整ってなかったら、歌手になってない。
けどAlicia Keysは、死んでも歌手になってるね。
これを自身で言い切れるし、他人に認めさせる力を持ってるんだよなぁ、、、Aliciaは。ジャケット写真は彼女なりにぶってるが、タイトルにこめられた彼女のそんな想いは汲み取るだけの価値があると思うな。だってブリトニーの1stとこのAlicaの1stのジャケ写真比べただけで一目瞭然ジャン、、、

[Britney Spearsの1作目]
うーん、可愛い女性の必殺ポーズなのだろうけど、、、狙い過ぎ。確かに彼女はアイドルにしては踊りも歌も上手いらしいんだが、喧嘩をふっかけれるAlica Keysのジャケットとの差は大きいなぁ。タイトルも"Baby One More Time"と見事に男心をくすぐってるけど、Alicaの"Songs in a Minor"の方が上だと思うや。(注:最近の版ではジャケ写真が変更になってます。だろうなぁ)

「あの娘、可愛いけど、変わってるよね」を誇りとしてきた女性と、それを貶し言葉と受けとめてきた女性の20年間の差は大きいです。ごめん、ブリトニーそれが結論だよ。自分の結論としても、1番使える道具でしかないよ。道具には意味はないよ。それは音域も。あったら便利なモノであって、それ以上でもそれ以下でもないよ。

Alicia KeysがどれだけR&Bにわき目も降らずに入れこんでるかは聴けば良く分かる。びっくりする位のレベルまで曲の構成を作ってくる。これは自身でアルバムを百枚位は聴きこまないと生まれない。その過程で、Aliciaは自分自身をマイナーと捉えたのだろうから。

という事で、「好きな事を見付けて、がむしゃらに突き進みましょう」
これが結論です。そんな意味では、彼女のアルバムはきっと、イイ影響を与えてくれると思うよ。って、今の世の中じゃ、がむしゃらに突き進めれる事を見つける事の方が大変だと思うけど、それは間違ってるよ。
心の震えに、自分自身で自信が持てないからだよ。


自分だって、昔、R&Bに何かを感じた時に、誰にも上手く説明できなかった。言ったって、鼻で笑われると思ってたし、実際そうだった。けど、これだけは離せない状況だった。自信なんて、誰でも最初は零だよ。それがやっぱりこの世の常識なのだろう。

《可愛い》なんて後生大事に守るもんじゃないと思うな。どうせ30過ぎたら皺の手入れに忙しくなるんだから。どっかで誰かが「負けが確実なもぐら叩き」と書いていたけど、そりゃそうだろうなぁ、、とは思ったぞ。リンカーンは、「男は40過ぎたら自分の顔に責任を持て」と言ったが、実際この言葉は、「人民の人民による人民の為の政治」と同じ位に価値があると思ってます。


そういや、マライアの2作は《自作自演》の《全米No1》の《7オクターブ》の《ダイナマイト・ボディー》だっただよなぁ、、、あのアルバムの深度からいうと、Aliciaの本作はまだまだだね。ホント、そんなの毛ほどの意味も無いという位にぶっとんだ表情のマライアだったから。結局、管理主義過ぎる元旦那のせいでしょう。Aliciaもくれぐれも、結婚失敗しないでね。

という事で、実はマライアの1st&2ndの方がお勧めだったりもするけど、あのアルバムについて行ける人はホンの僅かです。けど、頑張る気があるなら、Tryするだけの価値は絶対にあります。だから、本作を気に入った人はぜひぜひお勧め。
[2003/03/08]

さすがにこれだけグラミー総なめにすると日本のマスコミもほっとかないらしい。ネット系ニュースのzakzakにも載ってました。こちらです。なるほどなぁ、、、とは思いました。Aliciaは普通の美人とは気合が違う。本気で追っかけるとよく分る。自身の外見から浮遊するだけの核があるから。彼女には確かに捨て身の覚悟がある。

 「でも、そのこと話すのはちょっとおかしいの。というのは、人々はそれを失った黒人の父親と解釈したいからです。そういうステレオタイプは大嫌いだわ。人々にそのようなステレオタイプを与えるよりは、そのことについて真実を語らない方がいい」
この言葉はナイス。彼女が一生かけて答えを探していけばいいと思う。悩み、苦しみ、突き詰めれるテーマを持てた人は、逃げなければ、ある意味、幸せかもね。最近はそう思ってる。
こちらに追加しました⇒ブスな娘にお勧めのアルバム

HOME