SWITCH
"the Millenium Collection"
眩しい明るさ とにかく《甘い》
[2002/02/14]

そりゃ哲章さんがHPでアレだけ誉めてるんだから(直リンクすみませんこっち)、買うしかないでしょう。正直に言うと、90年代ばっかり聴いてきた身としては、80年代は怖いぞ。あの明るさが特に。結局、10年前には反発するのが人間ってものでしょう。80年代は70年代に反発してるから、妙に明るいと思うしね。90年代はもっとバラバラになって断絶してるもんなぁ。80年代後半のダンスブームとかは、KeithやBobbyやTeddyとかの作品で少しは知ってる。体感的にもダンス甲子園とかMCハマーとか知ってるw

けど、80年代前半は全くのノーマークだったなぁ。で、そんな意味でも、初めて聴いた80年代前半なのだが、、、明るい。何より明るい。滅茶苦茶明るい。この明るさは痛いぞ。「そんなにこっちは綺麗じゃねー」と言いたくなっちゃうなぁ。けど、楽しい。明るい楽しさ。ここまで明るい楽しさのアルバムは90年代には無い気がしてくるや。

これがディバージDNAか
純粋にカルチャーショックです。R&Bからは常日頃、色々なショックを受けてるし、その為に聴いてるんが、こんだけ明るいショックも珍しいという気分。


女の子に砂糖菓子と一緒にプレゼントしたくなってくる甘さ
50枚以上R&Bのアルバム持ってるなら、絶対に一枚はこんなテイストのアルバムは必要です。これが80年代の最高の甘さか!! ディバージも買わなくては。怖いくらいに、甘い歌ってあります。私はこのアルバムを聞いて体感しました。少し位の甘い歌には、全身ムズムズしちゃいますが、このアルバムの完成度は格違い。甘い歌に引っ張られて、それが怖さもあるなんて。 この世には「幼い子供が怖がるレベルの甘さ」があるんですね。ケーキ屋さんは絶対にお店で流しましょう。売上10%UPなんて目じゃありません。倍に伸びるハズ!

「もしかして、このアルバムをガンガンに聴けば、俺は何処に出して恥ずかしくない程に甘い男の子になれるのか!!!」「うなわけねーだろ」と皆さんも言いそうですが、私もそう思いマス。 けど、この甘さは一瞬でもそう思わせるだけの、強さです。コテコテDeepな私が断言するから、絶対です(なんちゅー誉め方だか)

これは恋愛で使えるかも
そりゃCalvin Richardsonを完璧に浸る事をお勧めするP2S2H2ですが、これは使える。いやー引き出しとして欲しい。純粋に欲しい。ということで、程よくこれからも聴き続けるつもりっす。それにしても、ある日、突然、甘甘レビューとかしちゃったらどうしよう、僕・・・


「もってけ泥棒!」ってな気分でピンクにしちゃいました。それだけのリスペクトです。それにしても哲章さんも書いているが、8,9は普通のイメージ。哀愁感がある。悪くない。けど、甘甘の世界じゃない。やっぱり恐るべしディバージDNA。その8,9の流れを一瞬にして経ち切るYou and I だもんなぁ。凄すぎです。ある意味、本HPの正反対を同じだけぶっ飛んでるぞw

ということで、これを書いてる時期が時期なので、ホワイトデーに本作を一緒に付けるのをお勧めです。これを貰った女性の顔を見たい。きっと甘すぎて怖がると思うなぁ。ディバージのBestも買って、特に甘い曲をセレクトして、Best失神甘甘コレクションを作る。決定だね、これは。
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