Caseのナイスな横顔 Case
"Open Letter"
その話がホントなら、それは結構ブルーだなぁ、、、けどそれを受け入れた視線してるね
[2001/09]

今まで全く彼のことを知らなかったのですが、Link先のHPでも誉められている事もあったし、何よりこのジャケ写真に惹かれてしまって聴くことにしました。彼の話としてはMaryJ.の所でも少し書いた。ホントはそんな先入観抜きに味わえればいいのだけど、それもまた難しい世界だとは思う。そんな話を知らずに聴いて惹かれるのが1番いいと思うけど、聞くからこそ重ねやすくなる心があるのも事実。歌手としての能力はそこまで高くないとは真っ先に思うのですが、Missing Youはいい曲だと思うし、それがアルバム全体を貫いていて、ホントいいアルバムだと思いマス。

昔、MaryJに父親がK-ciじゃない子供がいると聞いた時、結構ブルーになってしまった。そりゃ彼女の2ndを聴けばさ。あれは絶対に、どんな男でも最終的に戻ってくるだろうと感じたし、そこまでの想いだったと思う。「それを自ら手放すか・・・」と真っ先に感じてしまった。というよりも、聞いた当初は信じたくない気持ちが多かった。その相手がCaseって事を知ったのは、ホントつい最近。

「それまでも、K-ciとは今でもデュエットするんだね、、」って思ったけど。「それじゃあCaseの立場はどうなるの?」と思う。誰が見てもK-ciの事を引きずってるし、そしたらオイオイ旦那は?って。けど、今月号のbmrで「MaryJから子供にたいするちゃんとしたコメントは聞いてないし、、」というフレーズを見て、目を疑っちゃった。「確かにうちらに説明する必要なんてこれっぽっちも無いけれど、生まれてくる子供は何も悪くないぞ」とは思ってしまった。

惚れた腫れたで始る割には、、と思う。
それが人間模様というものか。
一体その織物を見ているのは誰だろう、、、

プロデューサーもいい曲を作っているけど、あくまでCase自身が引っ張ってると思う。彼自身がいい曲にしてると思う。汲み取るだけの、表現するだけの確固たるものがあるならば、ちゃんとしたプロデューサーはそれを曲にすると思った。ただ、二十歳以下には伝わらないかもね。これはCarl Thomasでも感じた事だけど。どちらにしてもCDの売上が落ちてるのは、ガキに歌わせ過ぎか、ガキの成長を追っかけてない事だと思う。馬鹿は馬鹿なりに前に歩く義務があるし、それは伝える必要性があると思う。やっとその地点になった時にお役御免にしすぎだと思う。リスナーの聴き方にも問題あるんだろうね。

以前にTommy Simsを取り寄せてもらった時、CD屋の人から「CDの売上は最初の3ヶ月で決まるから」って言われて、結構落ち込んでしまった。それ位経って、やっといいアルバムだって分るんじゃないのか。それ位の期間が必要な方が正しいんじゃないのか。

このアルバムが売れるのならば、少しずつ変わっていくのかな?
アルバム紹介でこんな文章は無しだと思う。けど、「この表情だけで全て」といいたいです。この表情に惹かれないなら買う必要も無いし、表情に惹かれるならそれだけで、それのみで買っていいと思う。ホントいい曲が多いから困るけど、"Love of My Life"のシンプルが構成が染み入る。


このアルバムを聴いて、もしBobby Brownの"Foever"がこの完成度になってたら、今のドラック漬けも無いだろうと感じた。ジャケットのレベルは甲乙つけ難いと思う。だからこそ、いい曲が少なかった事が悔やまれる。
アルバム点数
なんでも、正確にはMaryJ.とCaseの間に子供はいないらしいのですが、このページはこのままにしておきますね。