[2002/11] どうしても予定が埋まらなかったとか、ドタキャンくらったとか、とかく世の中、手持ちぶたさな休みの午後ってあります。テレビ見るにも詰まらないし、何をするにもイマイチ。時計は2時で、外の太陽は高いまま。そのくせ、外の天気が恨めしい位に良かったら、地団駄踏むしかありませんw そんな時こそ、このセレクト集。流すだけで、貴方の部屋は光り輝く午後に早変わり。90分楽しんで聴けば、窓の外は夕方の気配、そろそろ食事の準備です。 どんな詞でも相手との距離は複数あると思う。側にいる相手と、遠くにいる相手へは、言葉以外の何かが違う。それが遠いと思う曲を独断と偏見で選びました。 |
曲名 | 歌手 | "収録アルバム" |
コメント |
Bone 2 Pic (WIT U) | Angie Stone | "Black Diamond" | |
軽やかなミドルながらも深みがあるのがAngie Stone。歌詞の重みも好きです。悲しみを微笑みで包んだり、笑顔を哀しみで包んだりする声の表情が最高。本セレクト集のTOPに来るだけの曲です。 more... |
Gently | Toshi Kubota | "Nothing But A Love" | |
本気負けから生まれる価値はGently。穏やかな優しさに満ちた曲で、Never Turn BackとI Can't Get Enoughが納められたあのアルバムの最後に相応しい曲。何処までも伸びて行く光の階段をたたえる面が最高。「文句が多い男は本気の勝負が出来ない奴」 男は必聴です。 more... |
Slow Dance | Terry Ellis | "Southan Gal" | |
Turn Lights Low, Come closed Meというフェーズながらも、光り輝く午後を思わせるのが最高。午後の芝生の上で、今晩に想いを馳せてる手触りです。Ecstasyという瞬間に終わりを思う、その体から心までの貫通度も高い。名曲が多いアルバムだけどこの曲も文句無しです。
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Rocksteady | Remy Shand | "the way i feel" | |
2002年の新人ながら、明るい内面性としてはTOPかも。そう思わせるRemyの曲。他の曲と並べてみても遜色無いどころか、パンチ力大。幅広い人に受け入れられるのも流石です。彼にはMarvinの深みを目指して歩んで欲しい。 more... |
Beautiful | Tweet | "souhtern hummingbird" | |
こちらも2002年の新人。Missyのバックアップながらも、確固たる独自世界を築いている。その白眉がこの曲。アルバムタイトルに恥じない曲だと思います。上のTerryと同じく、shouthernとつく女性アルバムはそれだけで買い決定してもいいんじゃないかと、思ってます。 more... |
Never Gonna Let You Go | Blackstreet | "Another Level." | |
Teddyのいい面が満開のアルバムから、もちろんこの曲をセレクト。出だしから激ウマの歌いっぷり。このファルセットはかなりのもの。アルプスを思わせる曲の出だしも文句無し。こんな風に恋愛が終わってくれたらいいのにネ。 more... |
Flying Away | Mary J. Blige | No More Drama | |
女王の貫禄を見せつけたアルバムから、この曲をセレクト。これまでの諸々からFlying
Awayするフェーズが最高。きっとその男性が見つめるMaryに、この面があったからこそ、結婚を決意したんじゃないかな? 誰も手がつけれない話になっていたけど、彼女の歩みとして完結していたのは事実。それをもってゼロキャンセル出来るだけの相手の視線に、実は一番感銘をうけてます。 more... |
Whatever You Want | ALI | "Crucial" | |
奇跡のようなアルバムと形容される本作からは、Whatever You Want。絶妙感の声も最高。全てをクラシックに出来るような彼の雰囲気が一番凄いと思ってる。90年代絶品のひとつ。4年経ってやっと浸れるになった自分にとっても感慨ひとおしです。 more... |
Before You Walk Out Of My Life | Monica | "Miss Thang" | |
Monica最高の輝きにはならないで欲しいと思いつつも、これがMaxかも・・・と聴くたびに思う。少女が素で歌った名曲は、悲しみを知らない年頃と言わせないだけのレベル。光り輝く彼女の未来が、このフェーズでも包み込んでる。 more... |
My Place | Bobby Brown | "Forever" | |
Bobby Brownが歌う、かの地 とまで思わせるMy Place。個人的にはこの歌を光り輝く午後のTOPにしたい。何も無さ過ぎる午後にこそMy
Placeがあって、そこで本を読んだり音楽を聴いたり。独りは辛いけど、この歌を聴けば、「辛い」と口に出せる。そしたら一歩目だね。 more... |
Around You | Brownstone | "Still Climbing" | |
Loversにセレクトした1作目のI Cant't Tell You Whyと好対照。何の変哲も無い曲だけど、タイトルの通りに淡々と高らかに歌い上げてるのが最高。覚悟の果てを思わせるAroud
Youが深く染み入る。もっと光があたっていい曲だと思いマス。 more... |
Heaven | Jaheim | "Ghetto Love" | |
そりゃもちろんJaheimは外せません。傑作な処女作の中でも、最も「木洩れ日の召喚」に合致するHeavenをセレクト。上を向いて歌い上げる姿がダイレクトに伝わってきて、文句無し。 more... |
You've Been Wrong | Toni Braxton | "The Heart" | |
かなりどん底フェーズの詞ながらも、なぜか光り輝く雰囲気に満ち満ちている曲。等身大の男のアホさを受け入れた姿勢がダイレクトに伝わってくる。3作目にして生まれた曲は、彼女の歩みの一つの到達地点を示しているや。 more... |
Why Does | 112 | "112" | |
木洩れ日の向こう側の風景をダイレクトに伝える曲。「何故風は吹くのだろう。何故光は照らすのだろう。何故雨は降るのだろう。何故僕は君を好きなのだろう」と淡々と、切実に自問する態度が最高。そんな午後を潜り抜けると、もう一歩、伝える言葉に意味が載る気がします。
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Say You Won't | Adriana Evans | "Adriana Evans" | |
昼を司るネオ・ソウルの女性といえばAdriana。その中でも特にゆったりと輝く曲をセレクト。女性のウインドウショッピングにぴったしのアルバム中でもパンチ力大。完成しすぎて売れないアルバムだが、絶妙感はナイス。女性陣の締めにぴったりです。 more... |
It's Such A Shame | Solo | "Solo" | |
最後はもちろんこのアルバムから。Heavenでなく、この曲を選ぶのが大事。やっぱりHeavenは相手との距離が近いと思う。JaheimのHevenとはそこが違う。この曲も難しいフェーズを、これだけ光輝く歌っているのが最高。 more... |