全身編

[2001/08〜]
全身で訴えかけられると、ついついその気になるのは、人のさが? やっぱり物事は全身を使って表現しないとねぇ、、全身ジャケットは「動き」を感じさせるものが多くて、結構好きです。


Syleena Johnson
"Chapter1: Love,Pain & Forgiveness"
全身ジャケットとして最高。素で作ったポーズながら一分の隙もなく、髪の毛からつま先まで完成されている。特にその横顔が深い精神性を伺わせてる。

こんな女性が街角のお洒落な喫茶店にいた日には、ガラスに顔を張りつけて見ちゃうだろうなぁ。


Calvin Richardson
"Country Boy"
ギターの主張性はかなり高い。
これも、アルバム全体のスタイルを凝縮したジャケットになっていると思います。「都会の急ぐ人と田舎から出てきた場違いなBoy」

それにしても、ベタだねぇ、このベタさ加減に惹かれるかどうかで、アルバムを気に入るかどうかも決まると思いマス。ゆったりとした熱さ。せわしくない情熱。そこら辺が彼のキーポイントだと思いマス。
(けど、実際こんな人がいたら、足早になっちゃうぞw)


Sade
"love deluxe"
女性の方が体から伸びる無数の手の本数が多いと思う。なのにSadeはあくまで俯瞰しようとしてる気がする。そのギリギリのバランス感が、このジャケットに一番出てると思うな。

このまま純度を高めて舞い上がるのも、柔和を低目に集めて滑り込むのも可能だと感じる。そんな絶妙さ。この垂れ目がちな目の閉じ方が、彼女にとっても人生の一瞬を思わせるような、、、そんな弱さの象徴の気がした。


Monica
"Miss Thang"
怖いもの無しの10代の躍動感。
素で作ったような決めポーズと自己主張する唇がポイント(実際には裏の笑顔が好きなんだが)

2ndのヘンテコな髪型と、微妙にコケテル服装よりもこっちの方が上でしょう。やっぱり、こっちの色感の方がR&Bでも南部っぽくて好きだなぁ


Jon Secada
"Jon Secada"
腕の組み方、帽子の持ち方、瞳を閉じた上向きの顔で、なかなかポイントが高い写真だと思いマス。92年の古いアルバムで、買ったのは中古。けど、いい曲揃ってます。夏のドライブにお勧め。


Kenny Lattimore
"Weekend"
全ての作品のジャケがいいのは彼だけだと思う。全作ともジャケコーナーに登録されているしね。この3作目のジャケットも動きを感じさせるところがナイス。
帽子といいグラサンといい極めているのだが、一番奥のポーズでの笑顔がイヤラシサに陥るのを救ってる。

アルバム全体を伝えるジャケットになっていると思います。


Howard Hewett
"the Journey"
ダンディーなジャケットNO1だと思う。この笑顔もかなりイイ。R&Bのジャケットはフォントに余り凝らないと書いているが、このフォントも文句無しです。自分の35歳の目標かなw アルバム自体は色んなテイストの曲が多くて、逆に浸れていません。It's timeから見ると、手を広げすぎという気もしちゃうぞ。



Jaheim
"Getto Love"
R&Bアーティストのロゴマークには失敗作が多いが、これはかなりCool。彼の頭から取ったと思うんだが、この髪型もかなり攻めてる。両手の位置が自然っぽくてポイント高い。ベルトも隠味をかもしだしている。

内向きの視線ながら、広がった両手が包み込む優しさと、相手に伝えたいという感情を表現していて、二つの相反する方向性をまとめている。 アルバム自体もそんなテイスト。


Dave Hollister
"Ghetto Hymns"
Jaheimと同じGhetto志向な彼。バックが実際の街の写真である点はポイント高いが、ポケットに 手を突っ込む所は個人的な方向性を優先している事をうかがわせる。

しかし、 斜め上の視線はGhettoのその先を見つめ様としていて、好感が持てる。アルバム自体もそんなテイスト。こう並べると、色々対比的になっていいね。


Tyrese
"2000 Watts"
空の色のコントラストが美しいジャケット。この色を出されたら買うしかないじゃないですか。前作と顔の向きは変わらず。けどいつか彼が斜め上を向いているアルバムを聴きたいと思う。

実際、幼い頃の彼がWattsタワーに見てたのは、タワー自身というよりも、その先の空なんじゃないかな・・・・このコントラストを見ていて、フッと思った。空だけは平等に全ての人の頭上にあるから。


Dalvin Degrate
"met.a.mor.phic"
「方向性は認めるけど、訳の分らんペイントは無しにしてくれぇ」と思わせるDalvin。そこら辺に突き詰め感のアマさを感じる。アルバム感とジャケット感がそんな意味では見事に一致。惜しかった。 以外と叩いて、底に突き落とせば、面白くなりそうな奴だったのに。

「暗闇でこそ、光でなく風を感じるべきだ。それに向かって歩く事で、穴から抜けれる」という精神性は高いんだが、(ホントに、それを示しているのかぁ?)
答えは、2ndで聴きたかった、ものすごく。


Mariah Carey
"Emotions"
彼女の1stと2ndは名作だけど、ジャケットもかなりいいと思う。特に2ndのこのジャケットは動きを感じさせる所が1番。タイトル曲のEmotionsで7オクターブの威力を知った。ホント、喉が金属製じゃないかと思ったものだった。ビデオクリップじゃCoolなダンスもあったりと出来がいいしね。

このジャケットの色使いもいいと思う。昔のマライアは色使い1つとっても手堅くまとめてた。ドキツイ色なんかなかったもんなぁ、、ホント。


Terry Ellis
"Southern Gal"
バックの薄水色がR&Bで1番を思わせるジャケット。ピンクの入った帽子もナイス。真っ黒な服と、躍動感のあるポーズも。よくよく見ると分る黒のブラジャーも個人的に好きだぞw

このジャケットに惹かれる人は、アルバムも必ず惹かれる事間違い無し。隠れ名盤リストのトップに来るだろう出来です。

それにしても中ジャケの正面顔はかなり好き。自然に横を向いてる視線がポイント高い。なんでか知らないが、この表情をされると、こっちを向かせる為に気の遠くなるような努力を厭わない自分がいるなぁ。


Toshi Kubota
"Nothing but a Love"
本気の勝負ならば、こんなジャケットになるのだと思う。裏も中もシンプルな作りで好感持てるしね。下手な日本風だったら蹴飛ばすけど、こちらが大丈夫?と思うくらいに禁欲的だと思う。

この表ジャケも横に立つ構図がナイス。向かい合った壁の高さを伝えていて、彼の想いが染み込んでくる。


Marc Nelson
"Chocolate Mood"
全身からいじけ度合いを表現してるのが最高なジャケット写真。ここまでストレートに表現したら7割に引かれるのにねぇ。けど、3割に属する自分はずっと気になってました。買ってみたら、かなりナイスな作品だった。夜に映えるナイーブなミドルは本作だけだと思います。


Glenn Lewis
"World outside my window"
色んな意味で、内向派・視線派の性質がストレートに表現されているジャケット写真。彼は外で様々なモノを見てくるよりも、明らかに自身の中を見ることを優先してる。そんな意味では「つまらない」という意見もあると思う。

けどさ、自分自身が変わらなかったら、受け取る心も変わらないんじゃないかな。それを外的要因で行うか、彼のように内的要因で行うかの違いしかないと思う。自分の心ほど、自分に影響があるくせに突き詰めると分からないものも無いと思うから。そんな意味で、彼は間違い無くそんなタイプの若者の代表です。


Woody Rock
"Soul Music"
R&Bでこのジャケット写真は有り得ないと思ってた。けど、確かにこんな手触りのアルバム。タイトルもSoul Musicだもんなぁ。怖いもの知らずというべきか、本気の勝負と言うべきか。もともと内向的だったからDru Hillから浮いてた面があったけど、そんな方向をストレートに出したこのジャケットはナイス。赤色で統一したのが、自身のパッションを表現してるね。


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