感動って、やっぱり自分の事だから
[2001/07]

R&Bを、好きなアーティストを、そしてどれだけ感動したかを伝えようと思ったら、どうしても自分自身の事になっちゃう。それになんか、いいようのない違和感があってHPを作る気がしなかった、18の頃。
ここ2,3年で結構増えてきたよね。R&BのHPも。凄く良いのがいっぱいあって、、、それに比べれて、自分はヘンテコな聞き方をして、 それまで歴史にも疎くて、音の事も分らなく、って余計作れなくなってきちゃった。

確か記憶が間違ってなければ、二年くらい前の「世界」で大塚氏が書いていたと思う。 HPで個人が情報発信出来る時代になった事に対して感想として。 誰も口に出しては言わないけど、思い立ったら直ぐに情報発信ができる環境というのは良い事だらけじゃないって。言えないからこそ、蒸留されるものもある。ってそんな、大意だったような気がする。 それが自分の違和感にピッタリ来て、なんか今でも覚えてる。

点数が4.5と5の違いなんて、やっぱり良く分らないよ。A-とB+の違いも。もちろん一つの参考にはするけれど、 それより、やっぱりどれだけそのアーティストに入れ込んでいるかで決まると思う。 それで、「買ってみようかな。2000円だし、これも何かの縁だから」っていう気分になる。色んなHPがあって、色んな捉え方があって、それでいてみんなが 音楽を聞く事に真摯なら、ちょこっとナイスな世界になるのかな? それにしても、やっぱり作る人の性格ってどうしても出るもんなんだなーって見るたびに思ってた。

だから。それに色々拘ってても先に進まない事も有ると思って。 1人で突き詰めるのも疲れちゃった。

<shout>しゃーねーよ、こんなんでも。なおんねーよ</shout>
ちゃんちゃん。という事で。

ただ今思う事は、増えないカウンターを眺めちゃうのも、それはそれで一つの形じゃないかな?って思う。時代が進めばいろいろ形は変わるけど、変わらないものは変わらないよね。 発信するのと伝わるのは違うもん。それはいつの時代だって変わらないよ。

歌えば即伝わるなら、アーティストだって苦労してねー
こう思ってしまった最近っす。
けど歌即伝って悪くないなー、この熟語。 仏教用語の一つぐらいにあったりして。そしたら入信しちゃうかも? なんちゃって って
( いつも密かに思うけど、やっぱり自分のネタは致命的に古い。バレないかなって、いつもドキドキだけど、めっちゃ明白なんだろうなぁ、、、)
という事で、やっとここで本HPのコンセプトの紹介です。
といっても、読んでの通りです。R&Bの好き度合いだけは自信があるので、それに任せて思いっきりよく書く事だけを注意しています。 といより、それ以外を考慮してません。(変わってないなぁ、むっかしから、ここら辺)

感動はアーティストとリスナーの間にある事だし、それが全てだと思うけど、、、誰かが本気で感動したなら、それも一つの縁になると思いマス。 自分としては、アーティストの志向性を直に掴みたいという、大それた目標をもっています。って、そこまで気負ってる訳じゃないんだけど、彼,彼女らと曲のみでのダイレクトな遣り取りが出来たらいいなぁって 、、、音楽を聴く事は絶対に一方向じゃないと思っているから。(変わってないなぁ、むっかしから、ここら辺)

というようにヘンテコな場所からアーティストを見ているので、全然参考にならないと思う。けど一つくらいそんなHPがあってもいいじゃないかと、勝手に判断して作る事にしました。R&Bは一生聴いて行くので、それに沿ってUPして行きたいと思いマス。
[2001/07/26]

実はずっとR&B専門の雑誌があるって知らなかったんだよね。 R&Bチャートがビルボードにあるらしい事は、アルバムに付いてくるレビューを見ればなんとなく分ったけど、それ自体遠い世界の話だと思っていた。だってラジオ聞いてても、あくまでチャートは1つだけだと思ってた。だからビルボードには色んな種類のチャートがあって、 1番の大本はナショナルチャートと呼ばれている事を知ったのも、17くらいの頃だった。

自分の聴いてるジャンルがR&Bという名前らしい事は分っていたけど、 周り殆ど知らないから、まさかR&B専門の雑誌があるなんて、思いも寄らなかったw  だからMaryJ.も知らなかったし、Blackstreetも知らなかったし、全然何も知らなかった。 随分と身勝手流で聴いていたと思う。アルバム買い始めてから、本当に気に入る曲がシングルカットされる訳じゃない事も分って、 段々とチャート番組からは離れていったし、Sony-MTVも他ジャンルの音楽が少しうざめになってきて、、、こづかい必死に遣り繰りしてCD買ってるから、雑誌代まで余裕は無かったけど、立ち読みという手があるじゃないですか!!  けど、雑誌があるとは知らなかったから、こればっかりはホントどうしようもない。

けど、何故かTony Toni Toneの"Sens of Soul"は発売時期に買ったんだよなァ。けど、これは絶対売れんだろうと思ってた。だって、JodeciやBoyzIIMenや R kellyとかと違ってたから。けど気に入ったんだよね。とはいっても、Slow WineとPillowとAnniversary だけなんだけど(そう思うと、随分なSlow好きだったんだなぁ)。その頃からの音楽友達のナッツに貸したら、「テープがすり切れるくらい聴いた」って後から言ってたから、やっぱり素直に聴いて良かったんだね。

自分はちょうど修学旅行にテープで落として持っていって、バスの中とかで聴いてたから、いつになってもその時の事ばっかり思い出すんだよねぇ。 女の子の部屋に忍び込んで? 先生に見つかった事や、カップラ持っていったら何故か怒られたとか、友達と抜けだして観光用のチャリ借用して、ゲーセン行ったとか そんなんばっか。だから後々、雑誌で評価が高い事を知ってびっくりしちゃった。

うぉーーなんて贅沢な聴き方してたんだ

けど、実際、音楽ってそおいうものだと思う。右も左も分らず聴いてきたけど、あれはあれで悪くなかったと思う。 好きなアーティストは誰にも気がね無しに好きといえたし、(というより言う相手があまりいなかった) 嫌いなアーティストは誰にも気がね無しに嫌いと言えたから。(少しはそのアーティストに気兼ねしてたよぉ)

今はHPとか色々あるから、批評なり感想なりは結構簡単に見つかると思う。 けど聴き始めの頃に、自分が好きになったアーティストのアルバムが、そこでけちょんけちょんにされてたら結構ショックだろーなぁ って思う。自分が雑誌を見始めた頃は、もう個人的な枠組みがある程度あったから良かったけど。けどそれが出来る前に、そおいう批評を見たら やっぱりショックだろうとは思う。実際、このHPもK-ci&JoJoやSisqoだけなら知ってるっていう人達も来てくれて 読んでいてくれるけど、、、彼らにとっては、随分きつい事書いていると思う。 そおいう意味では、HPってどうなんだろう、、、って思う。

このHPではSHAIをすごいプッシュしてる(ハズ)。何やかんやで聴き始めの頃、自分の中ではJodeciよりもBoyzIIMenよりも気にいってたから。けどこれってすごい個人的。 今になってみれば、他の人のShai批評はかなり納得できる。けど、それでも自分は好きなんだって思う。
だからあんまり気にしなくて良いんじゃないかな? 皆が誉めてるのを誉めるのも、皆が貶すのを貶すのも、詰まんないじゃん。

皆が認めてない時ほど、それでも自分が気にいってる時ほど、チャンスだよw
よっしゃー!これは[俺,あたし]の出番かーー と思えばOK。
理由を探しにいって、いつか皆がうなるようなHPを作りましょう。

馬鹿で結構、勝手で結構。それで誰も傷つけていないのなら、馬鹿になれるほうがかっこいいと 思うから。
ま、それでもいつかちゃんと向き合ってると、「皆がいうのも一理ある。自分の気持ちも一理ある」 にはなると思うよ。


これからHPを作ろうと思っている方へ


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