ア・カペラ

[2002/04]
コーラスからR&Bに入った者として、このコーナーは必須ジャン やっぱり90年代前半のSlow・コーラス時期だもんなぁ、、、あの頃は街角でア・カペラで歌うグループのサクセスストーリが目白押しだった。日本も街角でギターを引く若者だけでなく、ア・カペラで歌う若者が増えれば、R&B的にナイスな国になると思う。


アルバム画像 曲名 "収録アルバム" 歌手
コメント


If I ever fall in love "if I ever fall in love" Shai
この歌を聴いた時の衝撃は未だに覚えている。ちょうどホイットニーのI will always love youが飽きるほどにNo1を独占していたから、結局全米2位に止まりだったけど。もしそれが無かったら、デビュー曲が全米No1の快挙だったのにね。

一言で表現するならば、《怖さ》だなぁ。R&Bしか聴かないと決心するに至った曲は数曲あるけれど、それに該当するしね。アルバム自体も今から買っても楽しめます。特にナイーブな男の子にお勧め。ぱっとみのR&Bはナイーブとかけ離れた世界だが、本HPはこんなSwearなSweetにハマる男の子の味方です。


Yours
(Acappella)
"Right back at cha" Shai
上のアルバムの成功を受けて発売されたRemix集の収録曲がこれ。やっぱり当時はそれだけの勢いがあった。

このア・カペラは全く別曲として作り直した曲。ビデオクリップで存在を知りました。「シャワールームの女性が曇りガラスの向こうに見える」雰囲気のある内容。曲も上のIf I everとは正反対の手触りで、この2曲でイチコロだったなぁ、、、

自分にMellowという感覚を教えてくれた曲です。それにしても、もう一度このビデオクリップを見たいな。


You Don't Know Notbin' "It's A Natural Thang" For Real
90年代女性ボーカルグループで1番上手いのはFor Realだと思う。もちろんEn Vougeを除いてね。Xscapeとかも候補に上がるだろうけど、For Realには勝てないと思うな。

そのアルバムの中でもこのアカペラは絶品です。ビデオクリップもイイ出来だしね。物事がちゃんと分ってる番組なら未だに見れると思います。「2ndでダラスがいじって駄目にした」らしいが、これが本当ならめちゃくちゃムカツク話だね。上手いかどうかなんてアカペラを聴けば一発で分る話だし、彼女らはホントに上手いです。

もう手に入らないアルバムに収録された曲ばっかり紹介していてすみません。編集盤を作ったので機会があればプレゼントしますね。


It's so hard to say Goodbye to Yesterday "CooleyHighHarmony" BoyzIIMen
もちろんこれもピック・アップ。あの頃は狂ったように流してたんで親は不可解という顔してました。そしたら「葬式音楽」とか訳の分らんコメントが。

まあ「この感覚は親にはわからねーよ」って思ってたけどね。この曲を流す事が親への反抗になるってのも妙な話だが。中学の頃に全ての少年がしたがる《親と自分を明確に区別するライン》をこの曲でやる所が、よくよく考えれば変わってるかも。

今はフレーズ毎に痛みを伴って良く分る。そんな歳になった事が嬉しいのか哀しいのかはよく分らない。そんなit's so hard to say Goodbye to Yesterday
やっぱり最後はこれを一緒に歌って締めなくちゃね。


So Much in Love "All-4-One" All-4-One
もちろんこれもピックアップ。そりゃ全米No1になったもんね。

アルバム自体は前半のSlowの5曲はいい。買った人も後悔しなかったと思う。自分も満足だったが、何故かShaiの様に2ndを買う気にはならなかった。けど、彼らはしっかりアジアに根を張っています。アジアのBoyzIIMenとも呼ばれるもんなぁ。白人と黒人の2人ずつの混合グループだが、黒人二人は歌える。


Can you stand the rain "Evolution" BoyzIIMen
彼らがグループ名をとった事でも有名なNew Editionの曲をア・カペラでリメイクしたのがこの曲。コメントで述べているように、いい曲、いいプロダクションです。やっぱりSlowなボーイズ・グループはアルバムの中に一曲はア・カペラが欲しいなぁ。

歌詞の内容の割には優しいコーラスが4月の雨を思わせる所もポイント高いです。


Star Spangled Banner "Rythm of the Games" BoyzIIMen
曲は御存知アメリカ国歌。収録アルバムはアトランタ・オリンピック企画盤。その最後にBoyzIIMenによるア・カペラの国歌が入ってます。Ex-ProducersはLAとBabyfaceです。マイケルがソロで一つのパートを歌うのが大きいね。いつもは喋るばっかりの彼だが、1番低い声してます。そんな点でも貸した皆が気に入ってました。多分もう手に入らないアルバムだけど中古屋にはあるかも。

Joeの初期のプロデュースとしてもUsherの初期の名作としての評価も高いDreamin'も収録されてます。これを聴くと、Usherを「おちゃらけ寄り」にしておくのは勿体ないと実感。何故かK-ciのソロもあるしね。微妙にお買い得かも。

Home