84 Public Announcement "All Work, No Play"
(1998年)
<A rank>
・Straight From the Heart [S]
・Body Boumpin' [MU]
・It's about time [S]

・All Work, No Play [SS]
・Homey [S]
・Lonely [S]
・Children Hold On [S]
<B rank>
・Alone [S]
・Turn the Hands [S]


<C rank>
[2001/10]

知る人ぞ知るP.A.。R Kellyの処女作に参加して名を知られた彼らは、R Kellyと別れた後も活動を続けていたらしい(全然知らなかった) そんな彼らとしての処女作が本作です。スカパーでBoby Bumpin'とIt's about timeを見て買い決定でした。

2ndが発売されたので、本作はそれなり成績を納めたのだろう。それは嬉しいです。確かにBody BUmpin'はキャッチーなバウンス・ナンバーだったし、ビデオクリップでの振り付けも中々良かった。だから、2ndは1stの成功を受けて、ミドル中心の構成になっていた。

けど、本作はSlow中心の構成です。そしてそのSlowがお勧め。リードもバックコーラスも平均点程度なのだが、何かが違う。そう思わせるだけの表情でIt's about timeは歌っていた。アルバムだけ聴くと気に入らないけど、ビデオクリップを見せると皆気に入ってたしね。

All work All playとかやっぱりいい曲だと思う。個人的にもう少し光が当たってもいいと思うアルバム。ただそのSlowに売れ線の要素が欠けてるとは感じる。そんな意味では激戦区のSlowで勝ち残るのはかなり至難という事か・・・

けど2ndは「らしさ」がなくなったとも思ってしまった。キャッチーな曲は増えているのだけどなぁ、、2ndのジャケットのリードの表情を見てると、苦悩が伺えるのは確か。

Straight from the Heartはホントに名曲。Tommy Simsの曲の様な物悲しさがあって、R&B男性ベスト集を作るときは絶対に入れます。恋愛における自分の密かな勝負ソングです。

続Homeyもギターカッティングが印象的でテンションが持続している。Lonelyはアコースティックギターの曲。だから、Slow中心だけど、飽きさせない曲構成になってると思う。最後もクワイア調の曲だしね。


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